色で変わる売り上げ:カラーコーディネーター資格試験とその仕事
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色で変わる売り上げ

カラー展開に重きをおいている商品として、洋服や服飾雑貨などのファッションアイテム、自動車、家電製品などがあります。だれもが知っているであろう例をあげますと、何十色ものTシャツを展開しているアパレルメーカーや、色のきれいなポータブルの音響製品を打ち出している企業など、けっこう思い浮かぶものです。最近では、カラフルな色が満載の自動車なども脚光を浴びました。

色というものが、製品の機能やデザインなどの要素以上に売り上げを伸ばしたり、企業のイメージをアップさせたり、ときには社会現象にまでなることがあります。

こうして考えてみると、色というものの目には見えない力に気づかされますね。色が製品に与える影響がどれだけ大きいか、少しわかっていただけたのではないでしょうか?

<ある自動車メーカーの話>
新車の色を決めるのに選ばれたのは、若干24歳のカラーデザイナー。
彼女に任せられた任務は、これまでの購入者層の年齢を引き下げること。

まずは、切り口となるコンセプトづくり。
メインターゲットとなる若い女性のライフスタイル調査からはじまった。

車のカラーに求めているものはただひとつ
「購入してくれるであろう彼女たちは、いったい何を求めているのか?」

アイデアが浮かばない。

花、ハーブ、フルーツ・・・。
若い女性というイメージに苦しんでいた。

ふと気分転換にアロマキャンドルをともす。

「これだ!!!」

このとき、目に見えない‘香り’を色に表現するアイデアが浮かんだ。

とまあ、こんなかんじで若い風を新しい商品にカラーで打ち出すことに成功したのです。
でも、このあともやっぱり社内では「面白い。」という意見の反面「理解できない。」という意見もあり、賛否両論だったそうです。

なにはともあれ、こうしてアロマの香りをイメージしたボディーカラーは、やさしい色合いに仕上がり、色の名前には「香り」からつけたネーミングを採用しました。
発売後の売り上げは順調に伸び、優れたクルマのカラーデザインに与えられる賞も受賞したそうです。

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